子宮腺筋症。

私の子宮筋腫が発覚したのは13歳だったか14歳だったか忘れたが、経血が少し多かっただけで筋腫は小さかったし生理痛もあまりなかった。
それが夫が亡くなった年から生理痛が酷くなり鎮痛剤を飲むようになって経血量も段々多くなっていき、ここ1年位多い日はオムツにタンポンをしても3時間程しかもたない。それでも辛いのは2日間位だしストレスで筋腫が大きくなったんだろう位にしか思わず放置していた。が、鎮痛剤が効かなくなり生理が終わっても右の下腹部がチクチクするし腰も痛い、なんだか生理の終わりかけの時のような痛みがずっとある、それに貧血も更に悪くなっている気がする…面倒くさいけど貧血でまた倒れる前に行くか。と思って行ったら…「うーん、子宮腺筋症だね。14cmかぁ、けっこう大きいなぁ」…………えぇ???
結局血液検査されMRIの予約をされ薬を出されて2週間後にまた来いと。面倒くさい事になった。

2週間後、結果は腸と片方の卵巣に癒着していて腫瘍マーカーも高く貧血も重い。
貧血はその日からすぐに点滴治療開始して、もらっていたジエノゲストをもうすぐ始まる生理三日目から飲み始める事、また血液検査もして点滴治療もしながらまた1ヶ月後に来い。……めんどくせーなー。
まぁでも右下腹部が痛い理由も分かったし、とりあえずしばらく薬飲めばよくなるのかな?

なんて思いながら1ヶ月後受診、血液検査の結果腫瘍マーカーが少しだけ下がってるからこの調子でまた薬飲んでこ!ってジエノゲストどっさり出された。薬はあとどれくらい飲めばいいんですか?って聞いたら年単位で飲まなきゃならないらしい……下手したら閉経まで。………想定外っ!!

私の場合、望む精子はもうこの世にはないし再婚はしないし、子宮はもはや必要ないものだ。必要ないものの為に毎日薬を飲み続けて毎回血液検査をする…時間と金の無駄じゃない?
ただ先生に話してもまだ若いから再婚も出産も諦めないで(いや諦めてんじゃなくて望んでないのよ)とりあえず薬しばらく飲もうって説得されたし、私の場合腹腔鏡手術じゃなくて開腹手術になるみたいだから色々と大変らしい。まぁフレブルさんとも長い時間離れるのは私が耐えられないし、とりあえずは薬で治療する事にしてみようじゃないか。

面白い位に色んな所が悪くなっていく、次は一体どこだろう。
しかし若いって残酷だね、若くなければもうとっくに死んでる気がするもん。そう言えば夫も最後なかなか心臓が止まらなかった、先生は若いからだって言ってたもんな…。ま、色々言ったところで寿命がこなきゃ死ねないんだし仕方ないか。