子宮腺筋症の手術で嫌だった事。

レルミナのおかげで子宮も少し小さくなり腹腔鏡手術で子宮摘出したけど、一番嫌だった全身麻酔から目覚めた時の吐き気、事前に麻酔科の先生にうちの全身麻酔は吐き気出にくいよって自信満々に言われたけど、本当に全くなかった、ありがてぇ。ついでに痛みもなかった。

ただ翌朝まで動けないのがねぇ…吐き気も痛みもないならそんな事問題なし!って思ってたんだけど……終わってみたらこれが一番問題だった。

どんなに寝ようと頑張っても熱のせいで暑いし、ブーブープシュプシュ一定のリズムを刻む鬱陶しいフットポンプのせいで、必ずきっちり30分で目が覚めてしまう。腕や背中や股から管が出てるから、気を使いながら上半身だけのへんてこりんな寝返りをトドの如くゴロンゴロン朝まで……長かった。

看護婦さんはしょっちゅう見に来てくれて、色々持ってきてくれたり大丈夫か逐一聞いてくれるんだけど、まぁ大丈夫って言うしかないしね。とにかく身の置き所がないって言うんだろうか、この日の翌朝までが一番嫌だったなぁ、いやぁ辛かった。

手術翌日にお腹の傷にアイスノンを落とした時は痛くて一瞬声が出なかったし、テープがみるみる真っ赤になった時は看護婦さんも焦ってたが、消毒し直してそれ以降は触らなければ痛くはなかった。そのせいか未だにそこの傷だけは残ってるけど。

あとは、何もしなくても痛かった地味ーな右肩の痛みも嫌だった。手術の時お腹をふくらませる為のガスらしいが、すごく痛い訳じゃないけどずーっと痛いんだよなぁ…そんで動くとビキッとけっこう痛い(泣)2、3日で治るって言われたけど、結局私は退院する日まで痛かった。

 

あとなんか嫌なことあったかな…少し熱が出たけど2日もすれば下がったし、あと便秘でも先生は特にうるさくなかった。5泊6日の入院で、結局便が出たのは5日目、術後3日目。入院前夜に下剤を出されただけで手術前の浣腸もなし。あ、これは良かった事か。

入院生活の中で一番辛かったのは術後から翌朝まで。スマホを見る元気があるなら暇つぶしにいいと思うが、私はそんな元気もなかったからほんとに寝返りだけで朝を迎えた。お腹に力を入れられないから朝には腕パンパンやったわ。

でも、生理がなくなった今の生活に比べたら屁みたいなもんだ、だからこれから手術をする人は、それを思って頑張って!!