人生これから?ふざけるな。

若くして死別した人への慰めの言葉は残酷だ、次がある、まだ結婚できる年なんだから元気出せ、まだまだ人生これからなんだから…何度ふざけんなって言葉をのんだことか。

「次がある」は前にも書いた通り経験したことがなく想像すら出来ない人が言うフレーズだ、又は生涯の伴侶じゃない人と結婚しちゃった人とでも言おうか。じゃないと生涯で一人しかいないパートナーを亡くした人に次があるなんて口が裂けても言えない。
そして「まだ若いんだから」「人生これからなんだから」これもとても辛い。若くたって心が死んだら人生は終わる、悲しみ苦しむ時間が永遠に続く人生の何をどう見てこれからだと言えるのだろうか。若いから何だっていうんだ、まだまだ人生これからだとはりきる高齢者もいる、歳なんか関係ない。若いってだけでこれからの人生が必ずしも明るい訳じゃない。
あの日以来私の心は死んだ、身体も薬に生かされているだけで自分からは生きようとはしない、薬をやめれば食べられないし寝ることもできない、つまり身体も半分は死んでいる。この状態であと何十年も生きなきゃならない、これは生き地獄だ。この私を見てまだ人生これからだと思うのか?そもそも生きる事に毎日頑張っている今、それ以上に何を頑張れと言うのだ、ただ若いってだけで。
冗談じゃない。