自ら命を断つ事は仕方のない事だ。周りを悲しませてはいけない？命を粗末にするな？周りの為に生きてないし命を粗末にしている訳じゃなくて鬱病のせいで自殺という行動に出るだけだ。
世間は自ら命を断つとなんだか悪者みたいに扱う、逃げただの罰当たりだの。心の病は症状が目に見えないように感じるから勝手な事も言えるけど、体の病と変わらず症状はある、症状は苦しい、死にたい、じゃあこの世からいなくなろうなのだ、苦しくて苦しくてどうしようもなくて命を断つ、それが自分で断つか人に断ってもらうかの違いはあるが安楽死と変わらない、苦しみは本人にしか分からない、命を断つほどの苦しみから逃げて何が悪いのだろうか。君は弱い？身体が生まれつき弱い人がいるように心が生まれつき弱い人だっているよ、そうじゃなくたって価値観は人それぞれ違うわけであなたには分からなくても本人にとって耐えられない程の辛い事があったから「病気」になってしまいその結果命を断ったのだ、罰当たりって一体何に？病気で亡くなった人は皆罰当たりなのか？死ぬ気になれば何でもできるって何だよ、既に何にもできないからもう死ぬ気なんだ、健康な人には分からない訳だからごちゃごちゃ言われたくない。
夫が亡くなり自分が鬱病になって思った事は死にたくたって生きたくたって寿命がこなきゃどうにもならないって事だ。自殺した人、事件の被害者になってしまった人、病死した人皆同じ、ただ寿命がきただけだ。若くして大事な人を亡くした経験がない人には同じに見えないかもしれないけど大事な人を亡くした人には分かると思う、そう思わないと自分を責めすぎて生きていけない、そう思わないと世の中の不公平さにこの世の全てを恨んで頭がどうにかなってしまう。自殺未遂で終わった人、事件の被害者でも命は助かった人、病気が治った人、これは寿命がまだ先だっただけで奇跡とか頑張ったからだとか一切関係ない。
誰かの為に生きられるのならまだ重病じゃない、私の友人は幼い娘を残して自ら命を断ったが、本当に辛く苦しい時は誰かの為とか、例え愛していてもそこに責任があったとしても頭の中は死ぬことだけだ、病気のせいでね。残された者はもちろん可哀想だけど、病気で死ぬほど辛かった本人が一番可哀想でありその人を責めるなんておかしい、憎むべきは鬱病でやっと楽になれた本人じゃない、死んでまで責められるなんて可哀想だしそもそも寿命がこなきゃ死ねない、死ねたならそれがその人の寿命だっただけの事。
鬱病になってしまう人は人より真面目で頑張り過ぎている、治療方法はまず原因となる事から自分を遠ざけて休む事、つまり逃げる事だ。ただ薬を飲んでいるだけでは治療は長引き悪化する事がとても多い。もちろん生きることから逃げるのも一つの選択だけど、でも寿命がこなきゃ失敗に終わる。それで余計に苦しい思いをするのならとりあえず頑張ることをとことん辞めて原因から逃げちまえ。責任なんてどうでもいい、今まで人の倍頑張ってきたんだからひたすら自分勝手になれ、他人の言葉は悪化するだけで楽になる事はない、耳を貸すな。
私の場合は死別なので原因から遠ざかることもできず厄介らしい。他人の心無い言葉は１番の毒だ、薬を飲んでいたって胸がギュンとする、医者だって心理学を勉強してるとは思えない無神経な発言をする、やっぱり経験しないと分からないんだよ。
でも薬を飲まなきゃ動けないから仕方ない、今日も無神経な医者から薬をもらい生きている。
あー、早く迎えにきてくれないかなぁ。
